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阿佐ヶ谷ダイナーヴォイニッチ600開催のお知らせ 食事や飲み物を楽しみながら科学の話題に触れるトークライブ ヴォイニッチの科学書配信600回記念 「600から始める科学書生活」 15年間に番組を盛り上げてくれた科学のネタを時間の限りおさらいしつつ、その後の研究の進展を追って科学の未来に思いをはせる2時間30分。 2016年5月7日(土) 18時開場、19時開演、21時30分閉演予定 会場:阿佐ヶ谷 LoftA (JR中央総武線阿佐ヶ谷駅近く) 会費:前売りチケット 2100円 チケットのお求めはイープラスでお願いします。 詳細は順次お知らせします。 2016年3月12日 Chapter-592 がん細胞の生存戦略 東京医科歯科大学、エジンバラ大学、国立がん研究センター研究所の共同研究です。 がん幹細胞と呼ばれるがん細胞を創り出す能力を持つ細胞は化学療法や放射線療法に対抗して生き残ることができます。それは、ニッチと呼ばれるがん幹細胞の生存を助ける特殊空間を作り自らの身を守る能力があるためです。 治療を無効化するニッチはがん治療の最大の障壁です。ニッチはがん幹細胞を取り巻く微小環境、つまり人間の体内でありながら、がん幹細胞が自分の身を守り暮らしやすい独立した環境、いわばシェルターのような空間を作り出しているのです。そのため、このニッチを破壊する方法が発見できればがんの完全治療が可能になると期待されています。 ニッチの実体を把握するためにがん幹細胞の増殖を支援する合成高分子を脳腫瘍マウス脳内へ移植したところ、がん幹細胞はニッチで細胞外マトリックス、ガレクチン、鉄運搬蛋白質トランスフェリンなどを形成することがわかりました。細胞外マトリックスとガレクチンはがん組織の維持を行ったり、ニッチの中に呼び寄せた毛細血管から栄養分を奪い取ったりするタンパク質です。鉄輸送タンパク質トランスフェリンは鉄をがん幹細胞に供給します。 つまり、がん幹細胞はがんの治療を回避するシェルターを構築し、そこで自給自足しながら籠城し、がん治療の効果が弱まるのをひたすら待ち続けた後に、その時期が来ると一気に増殖に転じて再発に至っていたのです。 「ヴォイニッチの科学書」は2001年に前身「ムートン」として配信を開始した世界初の日本語によるインターネット科学ラジオ番組です。毎週ホットな話題や枯れた話題をわかりやすいフレーズに乗せて配信しています。 無料版(短縮版)は iTunesStore やインターネットラジオ局くりらじから配信登録できます。iTunes の検索窓に「ヴォイニッチ」と入力してください。Webからの登録はこちらから。 有料版は株式会社音バンクが発行しているオーディオブック番組です。定期購読はFebe!のサイトからお申込みいただけます。有料版にはより長時間の音声配信並びに、詳しい配布資料を提供しいます。 |
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