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阿佐ヶ谷ダイナーヴォイニッチ2016夏開催のお知らせ 暑気払い!!! 昼飲みしながら科学の話題に触れるトークライブ 「中二病でも科学がしたい」 2016年7月31日(日) 12時開場、13時開演、15時30分閉演予定 会場:阿佐ヶ谷 LoftA (JR中央総武線阿佐ヶ谷駅近く) 会費:前売りチケット 2100円 チケットのお求めはイープラスで6月18日午前10時発売開始です。 詳細は順次お知らせします。 2016年5月7日 Chapter-600 キチンナノファイバーなの カニの殻をグラタン皿と蟹味噌甲羅焼き以外にも使おう キチンはカニの甲羅に20%くらい含まれている成分で、エビや昆虫のからの主成分でもあります。日本近海ではエビもカニもそれほど大量には捕れず、むしろ漁獲量の制限がかかるほどですが、東南アジアではエビの養殖が盛んで大量にキチンの廃棄が出ています。 鳥取大学の研究者らが開発した鳥取名産のカニの甲羅からキチンナノファイバーを簡単に取り出す技術ではカニアレルギーの原因物質であるトロポミオシンンも除去され、できあがるファイバーの太さは髪の毛の太さの1万分の1。10ナノメートルのキチンナノファイバーです。 キチンの粉末は水に溶けないのですが、キチンナノファイバーは水と均一に混じり合うので応用範囲が広がります。マウスを使った実験ではキチンナノファイバーを毛を剃ったマウスに塗ると、わずか8時間で皮膚表面の繊維細胞密度が高くなり、いわゆるきめの細かい肌の性質を示しました。 また急性腸炎を発生させたマウスにキチンナノファイバーを含む水を飲ませると、1週間以内に炎症が大幅に改善することも確認されました。これは従来のキチンの粉末では見られなかった効果です。このように、キチンナノファイバーは化粧品や医療用途として優れた性質を持っていると思われ、貴重な天然素材としての活用が期待されます。 「ヴォイニッチの科学書」は2001年に前身「ムートン」として配信を開始した世界初の日本語によるインターネット科学ラジオ番組です。毎週ホットな話題や枯れた話題をわかりやすいフレーズに乗せて配信しています。 無料版(短縮版)は iTunesStore やインターネットラジオ局くりらじから配信登録できます。iTunes の検索窓に「ヴォイニッチ」と入力してください。Webからの登録はこちらから。 有料版は株式会社音バンクが発行しているオーディオブック番組です。定期購読はFebe!のサイトからお申込みいただけます。有料版にはより長時間の音声配信並びに、詳しい配布資料を提供しいます。 |
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