2010年10月16日 赤ちゃんは実は統計分析が得意なのです。赤ちゃんは自分が予想していたこととは異なることが起きるとそれを長い時間見つめることが知られています。ある科学者が行った実験では、8か月の赤ちゃんにたくさんの白いピンポン球と少しの赤いピンポン球を入れた箱を見せ、そこから赤いピンポン球をとりだして見せたところ、確率的に出る可能性が高い白いピンポン球を取りだして見せたときに比べて、より長い時間赤いピンポン球をみつめていることがわかりました。このことは、赤ちゃんは箱の中に白いピンポン玉がたくさん入っていることを認識して、取り出されるのは白いピンポン球だろうと予測していた可能性を示しています。 ◇ ◇ ◇ (FeBe! 配信の「ヴォイニッチの科学書」有料版で音声配信並びに、より詳しい配付資料を提供しています。なお、配信開始から一ヶ月を経過しますとバックナンバー扱いとなりますのでご注意下さい。) ヴォイニッチの科学書は株式会社オトバンクが発行するオーディオブック番組です。 定期購読はこちらからお申し込みいただけます。 このサイトでは番組のあらすじを紹介しています。無料で閲覧できます。 ※FeBe!で定期購読をしていただいている方には毎週、ここで紹介するあらすじよりもさらに紹介した配付資料をお届けしています。今週は特別に、通常は会員限定の配付資料をどなたでも無料でダウンロードしていただけます。>>253.pdf
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