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ビジネスジャーナルで美味しい料理の科学と化学・・・「化学に恋するアピシウス」連載中です。 【ヴォイニッチの科学書 サイエンストークライブのお知らせ】 2017年1月28日(土) 12時開場、13時開演 阿佐ヶ谷ダイナーヴォイニッチ2017 冬 テーマは投書ご案内した予定を変更して「ご注文は人工衛星ですか???? 四期」です。 会場:阿佐ヶ谷 LoftA (JR中央総武線阿佐ヶ谷駅近く) 2016年12月10日 Chapter-631 インフラの老朽化を高速で調査する技術 国土交通省が建設後50年を経過するトンネル、橋、下水道を調査したところ、7年後の平成35年において50年が経過しているのはトンネルの34パーセント、道路橋の43パーセントに達します。米国では1930年頃にインフラの整備が急速に進んだものの、その後のメンテナンスが行き届かなかった結果、1980年代に橋の損傷、道路の陥没等があちこちで発生し、当時の状況は「荒廃するアメリカ」と呼ばれるに至りました。 理化学研究所などの共同研究グループは、インフラの劣化箇所をレーザーを使って見つけ出す方法の研究を行っています。 基本となる技術は3つです。 ひとつめはトンネル壁面の凸凹やゆがみを検出する技術です。レーザーをトンネルの表面に照射して戻ってきた反射光を比較対象のレーザーと干渉させ、生じる周波数を計測することによって物体までの距離を正確に測定し、トンネル壁面の凸凹やゆがみを検出することができます。 ふたつめは壁面のひび割れを検出する技術です。レーザー光を直径約0.2mmまで絞って2次元スキャンしながら戻ってくる光を計測するとひび割れ部分ではひびで光が散乱して戻ってくる光の量が減ります。 みっつめは水漏れを検出する技術で、レーザーの波長を、水に吸収される波長と吸収されない波長の間で切り換えながらコンクリート表面を2次元スキャンすることで、水を検出する実験に成功しました。 「ヴォイニッチの科学書」は2001年に前身「ムートン」として配信を開始した世界初の日本語によるインターネット科学ラジオ番組です。毎週ホットな話題や枯れた話題をわかりやすいフレーズに乗せて配信しています。 無料版(短縮版)は iTunesStore やインターネットラジオ局くりらじから配信登録できます。iTunes の検索窓に「ヴォイニッチ」と入力してください。Webからの登録はこちらから。 有料版は株式会社音バンクが発行しているオーディオブック番組です。定期購読はFebe!のサイトからお申込みいただけます。有料版にはより長時間の音声配信並びに、詳しい配布資料を提供しいます。 |
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