2010年12月25日 今回の研究のポイント ポジトロン断層撮像法、通称PETは体の中をその人が生きた状態でコンピューター上に描き出す画像診断装置の一種です。このPETを用いて、宝くじに当たるなどの低い確率を、主観的には高く見積もってワクワクしてしまう傾向の強さに脳内ドーパミンが関与していることが世界で初めて明らかにされました。ドーパミンは中枢神経系に存在する神経伝達物質であり、運動調節・認知機能・ホルモン調節・感情・意欲・学習などに関わる分子です。ドーパミンは脳内の線条体と呼ばれる部位において多く認められます。 ◇ ◇ ◇ (FeBe! 配信の「ヴォイニッチの科学書」有料版で音声配信並びに、より詳しい配付資料を提供しています。なお、配信開始から一ヶ月を経過しますとバックナンバー扱いとなりますのでご注意下さい。)
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