2011年3月5日 大阪大学は、米国エネルギー省の核兵器研究所「ローレンス・リバモア国立研究所 国立点火施設」(NIF)の持つ、世界一とされる強力なレーザーを使って恒星が燃え尽きた最期に起きる「超新星爆発」を地上で再現する実験に取り組む準備をしています。NIFは実験施設に192本のレーザーを備え、光を一点に集中させて水素などに照射して核融合を起こし、水爆と同じ状態を人為的に作り出すことができ、基礎物理研究にも利用されています。 熊の冬眠に関する新発見 アラスカ大学フェアバンクス校の研究者らが、アメリカクロクマを人工的な環境で飼育し、冬眠中に体温を大きく下げることなく代謝を大幅に落とすことができることを発見しました。アメリカクロクマは約5〜7カ月の冬眠期間がありますが、この間、食事や排尿、排便を一切しません。食事をせずに生き続けるために、冬眠中のクマは新陳代謝を低下させていることが知られています。 ◇ ◇ ◇ (FeBe! 配信の「ヴォイニッチの科学書」有料版で音声配信並びに、より詳しい配付資料を提供しています。なお、配信開始から一ヶ月を経過しますとバックナンバー扱いとなりますのでご注意下さい。)
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このページはインターネット放送局くりらじが毎週放送している科学情報ネットラジオ番組「ヴォイニッチの科学書」の公式サイトです。放送内容の要旨や補足事項、訂正事項などを掲載しています。
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