ニコニコ動画「ヴォイニッチのココロ」
サイエンスアゴラ情報!!
2013年11月9日(土) 13:00〜14:30
サイエンスアゴラ2013 に今年もヴォイニッチの科学書は出展します。
会場:日本科学未来館7階 みらいCANホール (昨年と同じ場所です)→ Web
(入場無料:事前申込み不要)
テーマ:「ポッドキャストで地域を越えた科学コミュニケーション」
内容:おびおとBJのサイエンストークライブ(ライブヴォイニッチ)
メイドさんによる待ち時間のおやつ配布も例年通り開催します。
来場者プレゼントもあるよ
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【ヴォイニッチの科学書《有料版》番組要旨】
2013年9月7日
Chapter-461 原子ナンバー115
(前回の放送|トップページ|次回の放送)
元素周期表の115番の場所には「Uup」と書かれています。これが115を意味するラテン語とギリシャ語から暫定的に「ウンウンペンチウム」と呼ばれている新元素です。正式な呼び名はまだなく仮の名前です。
原子番号は原子核の中に入っている陽子の数と同じですが、陽子は電気的にはプラスですので、小さな原子核の中に大量にプラスが集まると核をひとまとめにする力を上回ってお互いに反発し、原子核が分裂してしまうので安定に存在できません。その結果、自然界で最も重い元素は92番のウラン(U)です。
従って、それ以上大きな元素は人工的に作り出された元素と言うことになりますが、それらは核融合によって作ることができます。
話題の115番元素はロシアの原子核研究所で10年ほど前に初めて作り出されました。新しく作り出された元素が正式に認められるためには他の研究チームによる確認実験が必要ですが、このたびスウェーデンの研究者らが確認実験に成功し115番元素を作り出しました。今後、「国際純正・応用化学連合(IUPAC)」の委員会によって正式に命名されます。
重い元素はある原子核に別の原子核を加速器で勢いを付けて衝突させて作ります。このとき、ほとんどのケースでは原子核同士が衝突しても跳ね返ってしまうのですが、非常に低い確率で元素同士が合体し、両方の陽子の数を合計した新元素が誕生します。
衝突させる元素を上手に選ぶことも新元素を作り出す際には重要ですが、115番元素ではアメリシウム(Am:95)とカルシウム(Ca:20)原子を使いました。核融合では小さな原子核を大きな原子核に衝突させますが、両原子核の番号が大きく異なるほど核融合が起きる可能性が高くなります。一方で標的とする原子核の番号が大きくなると標的自体の安定性が悪くなるので原子番号が大きくなるほど人工的に作り出すことが困難になります。今回は95+20=115という核融合が行われました。
(周南)詳細未定 2013年秋
(大分)2013年9月 高校生向け校内行事です。(参加者募集はありません)
(富山)2013年10月 高校理科の先生向け行事です。(参加者募集はありません)
(東京)2013年11月9日 サイエンスアゴラ2013
※ドリームシップ・サイエンストークライブは都合により次回開催は未定です。
【新刊】
2013年7月16日 ソフトバンククリエイティブから新刊出ました。「カラー図解でわかる細胞のしくみ 人間も動物も植物も、生物はすべて細胞の集まり!!
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