ニコニコ動画「ヴォイニッチのココロ」
サイエンスアゴラ情報!!
2013年11月9日(土) 13:00〜14:30
サイエンスアゴラ2013 に今年もヴォイニッチの科学書は出展します。
会場:日本科学未来館7階 みらいCANホール (昨年と同じ場所です)→ Web
(入場無料:事前申込み不要)
テーマ:「ポッドキャストで地域を越えた科学コミュニケーション」
内容:おびおとBJのサイエンストークライブ(ライブヴォイニッチ)
メイドさんによる待ち時間のおやつ配布も例年通り開催します。
来場者プレゼントもあるよ
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【ヴォイニッチの科学書《有料版》番組要旨】
2013年9月21日
Chapter-463 マイクロ波化学
(前回の放送|トップページ|次回の放送)
マイクロ波化学というのは電子レンジなどに使われる電磁波を使って化学品の製造を行う技術のことです。化学反応は一般的には熱や圧力を加えることによって反応の速度や反応でできる物質を制御して行いますが、マイクロ波化学は電磁波が物質を短時間で効率よく加熱することができる点を応用しているので、既存の化学反応よりもエネルギー効率が高いのがメリットです。20年ほど前から研究が行われてはいるものの、マイクロ波は到達の深さや強度などの制御が難しいため大型プラントへの適用が難しく、量産工場にマイクロ波化学が導入されている例はありませんでした。
大阪大学のビジネスベンチャーで、直径80センチ、長さ3メートルの世界最大のマイクロ波反応炉を持つマイクロ波化学社は2009年から実証装置を製作し改良を続けてきましたが、今年中に世界初の量産工場が稼働する目処となりました。
マイクロ波化学反応では原料物質にマイクロ波を照射するだけでは効率が悪いため、マイクロ波を吸収して熱くなる性質を持つ触媒が使用されています。触媒を使うことによって投入するエネルギーの多くを化学物質の加熱に利用することができるようになります。そのため、化学反応時間を10分の1に短縮することができます。しかも、ボイラーでスチームを作って加熱する従来の化学反応よりもエネルギー効率が高いため、3分の1の燃料で反応が進行します。スチームよりもコンピューター制御との相性が良いというメリットもあり、人件費の削減もできます。特にハイテク製品の材料に使用するような高純度品の製造に向いており、国内での化学品生産が海外製品に対して競争力を失いつつある中、マイクロ波化学による高機能品の製造は国内製造でも十分な競争力を持つことができます。
(周南)詳細未定 2013年秋
(大分)2013年9月 高校生向け校内行事です。(参加者募集はありません)
(富山)2013年10月 高校理科の先生向け行事です。(参加者募集はありません)
(東京)2013年11月9日 サイエンスアゴラ2013
※ドリームシップ・サイエンストークライブは都合により次回開催は未定です。
【新刊】
2013年7月16日 ソフトバンククリエイティブから新刊出ました。「カラー図解でわかる細胞のしくみ 人間も動物も植物も、生物はすべて細胞の集まり!!
(サイエンス・アイ新書) 」 →
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ヴォイニッチの科学書は株式会社オトバンクが発行するオーディオブック番組です。
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