ニコニコ動画「ヴォイニッチのココロ」
サイエンスアゴラ情報!!
2013年11月9日(土) 13:00〜14:30
サイエンスアゴラ2013 に今年もヴォイニッチの科学書は出展します。
会場:日本科学未来館7階 みらいCANホール (昨年と同じ場所です)→ Web
(入場無料:事前申込み不要)
テーマ:「ポッドキャストで地域を越えた科学コミュニケーション」
内容:おびおとBJのサイエンストークライブ(ライブヴォイニッチ)
メイドさんによる待ち時間のおやつ配布も例年通り開催します。
来場者プレゼントもあるよ
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【ヴォイニッチの科学書《有料版》番組要旨】
2013年9月28日
Chapter-464 がんにならないネズミの謎
(前回の放送|トップページ|次回の放送)
ハダカネズミはがんにならずに長生きする不思議なほ乳類です。ニューヨーク州ロチェスター大学の研究によると体がハダカネズミと同じくらいの大きさのマウスの寿命は4年程度でがんを発症して死ぬことも多いのに対して、ハダカネズミは最長で32年も生きた記録があり、がんが見つかったことは一度も無いということです。
ロチェスター大学の学生がハダカネズミの皮膚から取り出した繊維芽細胞という細胞を培養する研究を行っていた際、細胞の増殖が普通のマウスの繊維芽細胞よりも早くに停止し、粘性の高い物質を細胞の外に分泌することがわかりました。ある大学院生がこのねばねばの正体の解明に取り組んだ結果、このねばねばはヒアルロン酸と呼ばれる物質であることがわかりました。ハダカネズミの皮膚細胞はヒアルロン酸を細胞の外に分泌して皮膚に弾力性を持たせていたのです。
人間やマウスもヒアルロン酸を分泌しますが、ハダカネズミのヒアルロン酸は人間よりも分子量が5倍も大きなヒアルロン酸を分泌していました。分子量が大きいほど粘り気は高くなります。どうやらこの巨大なヒアルロン酸が細胞の周囲を取り囲むことで細胞のがん化を防いだり、がん細胞の無秩序な増殖を阻止したりしているようでした。そのことを確認するために遺伝子操作で巨大ヒアルロン酸の生成を妨害するとがんの元になる細胞が作り出されたと言うことです。
今後はがんを自然に発症するマウスにこの巨大ヒアルロン酸の遺伝子を組み込んでがんの発症を抑制できるかどうかを確認し、巨大ヒアルロン酸のがん予防効果が確認できれば、ヒトのがん予防への応用方法を検討すると言うことです。
(周南)詳細未定 2013年秋
(大分)2013年9月 高校生向け校内行事です。(参加者募集はありません)
(富山)2013年10月 高校理科の先生向け行事です。(参加者募集はありません)
(東京)2013年11月9日 サイエンスアゴラ2013
※ドリームシップ・サイエンストークライブは都合により次回開催は未定です。
【新刊】
2013年7月16日 ソフトバンククリエイティブから新刊出ました。「カラー図解でわかる細胞のしくみ 人間も動物も植物も、生物はすべて細胞の集まり!!
(サイエンス・アイ新書) 」 →
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(FeBe! 配信の 「ヴォイニッチの科学書」有料版で音声配信並びに、より詳しい配付資料を提供しています。なお、配信開始から一ヶ月を経過しますとバックナンバー扱いとなりますのでご注意下さい。)
ヴォイニッチの科学書は株式会社オトバンクが発行するオーディオブック番組です。
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