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ビジネスジャーナルで美味しい料理の科学と化学・・・「化学に恋するアピシウス」連載中です。待望の人工衛星編も
2017年8月よりスタートしました。 2017年11月4日 第678回 中性子星合体の重力波を初観測 中性子星合体の重力波を初観測 2つの中性子星の衝突によって発生した重力波が初めて検出されました。今年のノーベル賞でもあった重力波ですが、これまで観測された4つの重力波はすべて2つのブラックホールが合体した際に起こったものでした。中性子星はブラックホールとはまったく「成分」が異なるため、中性子星の衝突からは放射線を帯びた金属性の破片が放出され、それらは望遠鏡でも観測可能です。 レーザー干渉計重力波天文台「LIGO」が検出したこの新たな重力波をNASAのフェルミ・ガンマ線宇宙望遠鏡も同時に捉えました。このガンマ線は、中性子星同士が衝突した際の特徴である短時間ガンマ線バーストだと考えられています。 発振源はカリフォルニア大学サンタクルーズ校の研究者によって楕円銀河「NGC4993」の端の方であることが突き止められました。(下写真) この爆発を世界各国の天体望遠鏡を動員して電波からガンマ線まで、あらゆる波長域で観測したところ、金、プラチナ、ネオジムなどの重金属を検出することができました。中性子は重い元素を多く含んでいるので、中性子星が破壊されれば今回のような金属原子が大量に宇宙空間に放出されるはずです。 今後は2つの中性子星が衝突した後には何が残されるのか、それがブラックホールなのか、あるいは異常に大きな中性子星なのか、そういったことを解明する計画です。 「ヴォイニッチの科学書」は2001年に前身「ムートン」として配信を開始した世界初の日本語によるインターネット科学ラジオ番組です。毎週ホットな話題や枯れた話題をわかりやすいフレーズに乗せて配信しています。 無料版(短縮版)は iTunesStore やインターネットラジオ局くりらじから配信登録できます。iTunes の検索窓に「ヴォイニッチ」と入力してください。Webからの登録はこちらから。 有料版は株式会社音バンクが発行しているオーディオブック番組です。定期購読はFebe!のサイトからお申込みいただけます。有料版にはより長時間の音声配信並びに、詳しい配布資料を提供しいます。 |
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