【ダイナー・ヴォイニッチ(東京阿佐ヶ谷 LoftA)開催のお知らせ】
テーマ「人工衛星男子は傷つかない」
2013年12月28日(土曜日)19時〜
会場:阿佐ヶ谷 LoftA (東京)
前売りチケット発売中 ローチケLコード: 39098 価格: 2000円
ニコニコ動画「ヴォイニッチのココロ」
【ヴォイニッチの科学書《有料版》番組要旨】
2013年12月07日
Chapter-474 ヴォイニッチ衛星部
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ひさき
JAXAが9月に新型小型ロケットイプシロンで打ち上げた人工衛星「ひさき」の運用が開始されました。ひさきは惑星分光観測衛星と呼ばれ、極端紫外線分光装置(EUV)を搭載し、世界で初めての極端紫外線を使った惑星の長期間観測を行います。それによって惑星の大気に関する詳細な情報を得ることが期待でき、太陽系形成直後は兄弟のように似た惑星だった金星、地球、火星がどのような出来事が原因で現在のような全く異なる性質を持つ3つの惑星に進化したのか、等の太陽系内惑星についての様々な研究を行います。
しずく
2012年5月に打ち上げられてすでに運用中の衛星「しずく」ですが、しずくは第1期水循環変動観測衛星と呼ばれ、全地球規模で海面水温などを計測します。それらのデータを解析することによって天気予報の精度を向上させたり、漁船に良好な漁場情報を提供したり、北極海の氷の増減を観測したりします。
しずくの最大の特徴は直径2メートルの巨大なアンテナを持つ高性能マイクロ波放射計センサーAMSR2です。AMSR2のアンテナ部分は、1.5秒間に1回転のペースで回転して、地表の広い範囲からデータを収集します。それによって、わずか2日間で地球上の99%以上の場所を観測することができます。アンテナの直径は衛星搭載用の観測センサとしては世界最大の約2m、回転部分は高さが約2.7mで、重さは約250kgもあります。このような大きくて重いアンテナが、1.5秒間に1回転という速さで、1日24時間、5年以上も休まずに回転し続けることになります。
しずくの技術は今後農業への応用が期待されています。耕作地の土壌の中の水分の計測をすることが可能なので、干ばつの予測や農耕管理の情報収集にデータは応用できそうです。また、北極海航路の開発に必要なデータの収集もできそうです。
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