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【ニュース】
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【ヴォイニッチの科学書《有料版》番組要旨】
2014年2月8日
Chapter-483 事象の地平線の存在しないブラックホール
(前回の放送|トップページ|次回の放送)
理論物理学者、スティーブン・ホーキング博士が「事象の地平線の存在しないブラックホール」という新しい説を発表しました。
私たちが想像しているブラックホールは中心から少し離れたところに、その境界線を越えると決して抜け出すことはできないという「事象の地平線」が存在しているとされています。このようなブラックホールでは、事象の地平線を越えた物質が持つ情報は、すべて破壊され、二度と取り出すことはできません。ところが、宇宙の振る舞いを素粒子レベルで最も整合的に説明する量子物理学においては、情報は決して破壊することはできないとされていて矛盾しています。そこで、ホーキング博士はこの矛盾を解決するブラックホールとして、事象の地平線は存在せず、「見かけの地平線」が存在するブラックホールを提案しました。
この新たなブラックホールでは中に入っていった物質やエネルギーは一時的に閉じ込められているだけで、最終的には出てくることができるされます。これを「放射」と呼びます。ただし、その放射は、たとえば宇宙線船が飛び込んだら宇宙船をそのまま放射するのでは無く、宇宙線の情報はすべて保持しているものの、情報がグチャグチャにかき混ぜられて違ったものになっており、元通り再構築する現実的な方法は存在しないとしました。こういったことが起きるのは、ブラックホールがカオス的な性質を持っているためだということです。
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